NAFTAでのキモヲタのソナタ

Mad Hot Ballroomというドキュメンタリー映画を観ました。いやぁ、ニューヨークの小学校5年生たちがラテン社交ダンスのプログラムに参加して、コンペティションに出るというのです。サルサの巨匠であるウィリー・コロンやハリウッド・スターのジェニファー・ロペスとロバート・デニーロが所属するニューヨーク市のラテン文化推進委員会の政策の一環だと思われます。なにしろ、サルサは、ニューヨーク発祥ですからね。で、サルサの巨匠のウィリー・コロンがニューヨーク連邦上院議員のヒラリー支持を表明したことは、とても大きかったと思います。で、ヒラリーは、やはりニューヨークで勝ちましたし、サルサを愛好する民族の絶大な支持を得てました。でも、アメリカの小学生が、あそこまで英語の文法を使いこなせる力を持っているとは、言語力がみんな高い。みんな自分の感情と考えと意見をちゃんと表現していました。普通の小学生は言葉遣いがそこまで上手くないですし、文法の複雑さに圧倒されて、なかなか表現できないものです。言語能力が高くなれば、自分が何を求めてるか伝えられるし、相手が何を求めてるか理解できます。たぶん、ダンスを習うと、相互理解が深まるのではないでしょうか?だから、映画の小学生たちは、とても言語能力が高くなったのでしょう。まぁ、私の推測ですが・・。私も小学校5年生に戻ってラテンダンスを習いたいなぁ・・。私の小学校は、こんなプログラムはなかったですからねぇ。あぁ、アメリカの小学生にどれほどなりたかったことか!そうすれば、キモヲタになることはなかったんだ!

さぁ、ラテンアメリカの伝統芸能であるラテンダンスは、多種多様ですが、私はそのなかでも、サルサに興味があります。よって、年齢的に小学校のプログラムは無理なので、コミュニティーカレッジでクラスを取ってます。それはなぜか?やはり南米旅行に行ったときに、まったく踊れなかったのが辛かったですね。せっかくのかわいいラテンの官能的で悩殺的な女の子の肉体の究極の美を体現しているダンスで、一緒に魂が共鳴することができなかったのが、最大の原因です。尻振り、いわゆる魂振りができなかったんです。私は自分の人種と文化を嘆きましたよ、
「おお、神よ、なぜ私はラテンアメリカンに生まれなかったのか!」
と。
「ルンバ」


さて、サルサのクラスで、伝統ルンバを習いました。世界で有名なルンバは、社交ダンスですが、伝統ルンバのスタイルは民族舞踊という感じで、国際ルンバとはかけ離れてます。で、私たちが習ったのは、ルンバのなかでもワワンコという踊りです。こちらのビデオを見てもらえば、どういうことをやってるのか詳しく分かると思います。これは、鶏の動きを真似たもので、男女がいちゃつくFlirtation Danceと呼ばれるものです。男は体のあらゆる部分で女を攻めます。意表をついた頭突きや肘鉄や膝蹴りやドンケツなど、色々します。もちろんその最たるものはvacunaoで、腰を突き出すものです。まぁ、男の様々な動きは、vacunaoの延長ですからね。で、女は、「駄目!」と、股間をガードします。つまり、ぶっちゃけて言えば、ワワンコとは女がペニスの挿入をガードする踊りなのです。それを模擬したものです。
挿入しないで!
と股間をガードするんです。で、男は雄鶏で、まさに「鶏鳴狗盗」なるもの、鶏の真似をしてマンコを盗もうとするんです。

雄鶏は、英語でcockですし、cockはスラングで「ペニス」を意味し、男はcock attackをするんです。で、coquetという「flirt(いちゃつく)」を意味する言葉も、cockからできた言葉です。だから、まさにワワンコは、コケットなダンスなんですねぇぇええええ!!!あぁぁぁあ、なんと性的なんでしょうか?これも、アフロ・キューバン・ダンスの一種ですね。いやぁ〜、私も、女の子とペアを組んでやらされましたよ。緊張しましたし、ドキドキしましたね。両方とも顔が赤くなって笑っちゃって、恥ずかしかったですよ。生徒たちはみんな照れてたんじゃないですか。で、みんな、もじもじしてると、先生に、
「ほら、恥ずかしがらないで、アタックしなよ!」
とボンと背中を押されました。でも、こっちも向こうも変なこと想像しちゃうから、っていうか、そのまんまだから、みんな照れながらやってました。あぁ、でも楽しかった。いや〜、エロチシズムをここまで表現しているとは!で、ワワンコは、コンゴの踊りがルーツとなっているそうです。

そういえば、ブラジルのサンバも、もとはコンゴで男女が臍と臍を合わせて踊るものだったのがルーツだそうです。ラテンのセクシャルエネルギーのダンスは、コンゴが原点なんですね。

「サンバ」


またラテンと言っても、ヒスパニックダンスだけでなく、ポルトガル系ラテンアメリカン、そう、ブラジルのサンバにも興味があります。それで週末にブラジルのサンバのライブに行って、サンバ・ダンスを習ってきました。同時にアニメ・エキスポがあったんですが、私はサンバを優先させました。いやぁ、サンバはアフリカン・ルーツだけあって、ほんと激しい。その映像を取ってきました。こちらのリンクで:http://www.youtube.com/watch?v=6b7kXKUdgeM

フットワークがムハマド・アリのようで、お尻がぶるんぶるんとマッハの速度でバランサール(フリフリ)している。お尻フリフリは、魂フリフリ、つまり魂振りなんです。振ることをブラジル語で「balancar」と言います。つまり、振ることがバランスを取ることなんです。振り子の原理ですね。だから、近畿王であったニギハヤヒが神武天皇に伝えたとされる鎮魂祭は、魂を振って魂のバランスを取る、魂を安定させて活力がみなぎるのです。日本も腰に魂があるという世界観を持ってますね。臍下丹田がそうです。よって、その部分をめちゃくちゃフリフリするわけです。腰を振ることで、魂が生き生きとし、みんなソールマン(魂の人)になるんです。古代日本では、猿女がそのような踊りをしていたと伝えられます。だから、猿女、またはその始祖である天のウズメは、サンバの踊り子のように踊っていたと想像しました。

しかし、それにしても、めちゃめちゃすごい。白人でさえ、黒人の動きをしている。これぞ「ブラジル人」ですね。人種が関係なく、みんなサンバが踊れる。「黒人でないとできない」ということはないんですね。それこそ素晴らしい。で、ブラジル人は、色々な人種が交じっている、そうオバマのような姿がブラジル人の理想ですね。
obamabrazil.jpg

そして、それがアメリカのカルチュラル・アイコンになろうとしている。まさに、オバマは文化的にもアメリカを変革するんです!

私も最後は孔雀の衣装を纏ったダンサーたちにダンスホールに引きずり出されて、カマコーダーを持ちながら、踊るハメとなりました。いやぁ、でも三時間ぶっ続けで踊り子たちは踊ってますから、すごい、体力は並大抵のものじゃありません。さすがプロです!私たちは30分踊って、バテましたからね。バドワイザーを吐きそうになりましたよ。

PS

ちなみに、先月のですが、ライブの写真も撮りました。

サンバのバンドは、まるでチンドン屋ですね。太鼓をドンドコ叩くのです。ブラジル独特の小さなギターのようなカヴァキーニョが見られます。これはブラギーニャというハワイのウクレレと同じ祖先であるポルトガルの民族楽器が元となったものです。日本ではポルトガル人はブラギーニャではなく、鉄砲を種子島に伝えたんですけどね。
samba4.jpg

さて、ブンダ(お尻)です。ブラジル人ならではの、さすがはラテンです。
samba7.jpg

まるで、ミツバチのようにお尻を激しく振りながら前進してます。やはり、静止画像では、わかりませんか・・・。
samba2.jpg

踊り子が、男性客の前で、お尻を一秒間に4回ぐらい回転させるかの猛スピードで、振ります。あれは、人間の動きではない。とてつもないトレーニングをしてるんでしょうね!
samba1.jpg

孔雀の衣装で、これぞカーニヴァルのコスプレですね!
samba8.jpg

それは、エルビス・プレスリーもgirationというお尻の動きで、フロリダの裁判所からgiration停止命令が出たほどですが、踊り子たちのgirationは、そんなものではない。さらに上を行くものです。腰がぶるぶるぶるっと小刻みに、まるで人間バイブレーターのように揺れてるんです。ほんと、柔軟ですからね、彼女たちは。
samba9.jpg


あぁ、南米、やっぱいいですね。南米に行くしかない!


追記を閉じる▲
「ルンバ」


さて、サルサのクラスで、伝統ルンバを習いました。世界で有名なルンバは、社交ダンスですが、伝統ルンバのスタイルは民族舞踊という感じで、国際ルンバとはかけ離れてます。で、私たちが習ったのは、ルンバのなかでもワワンコという踊りです。こちらのビデオを見てもらえば、どういうことをやってるのか詳しく分かると思います。これは、鶏の動きを真似たもので、男女がいちゃつくFlirtation Danceと呼ばれるものです。男は体のあらゆる部分で女を攻めます。意表をついた頭突きや肘鉄や膝蹴りやドンケツなど、色々します。もちろんその最たるものはvacunaoで、腰を突き出すものです。まぁ、男の様々な動きは、vacunaoの延長ですからね。で、女は、「駄目!」と、股間をガードします。つまり、ぶっちゃけて言えば、ワワンコとは女がペニスの挿入をガードする踊りなのです。それを模擬したものです。
挿入しないで!
と股間をガードするんです。で、男は雄鶏で、まさに「鶏鳴狗盗」なるもの、鶏の真似をしてマンコを盗もうとするんです。

雄鶏は、英語でcockですし、cockはスラングで「ペニス」を意味し、男はcock attackをするんです。で、coquetという「flirt(いちゃつく)」を意味する言葉も、cockからできた言葉です。だから、まさにワワンコは、コケットなダンスなんですねぇぇええええ!!!あぁぁぁあ、なんと性的なんでしょうか?これも、アフロ・キューバン・ダンスの一種ですね。いやぁ〜、私も、女の子とペアを組んでやらされましたよ。緊張しましたし、ドキドキしましたね。両方とも顔が赤くなって笑っちゃって、恥ずかしかったですよ。生徒たちはみんな照れてたんじゃないですか。で、みんな、もじもじしてると、先生に、
「ほら、恥ずかしがらないで、アタックしなよ!」
とボンと背中を押されました。でも、こっちも向こうも変なこと想像しちゃうから、っていうか、そのまんまだから、みんな照れながらやってました。あぁ、でも楽しかった。いや〜、エロチシズムをここまで表現しているとは!で、ワワンコは、コンゴの踊りがルーツとなっているそうです。

そういえば、ブラジルのサンバも、もとはコンゴで男女が臍と臍を合わせて踊るものだったのがルーツだそうです。ラテンのセクシャルエネルギーのダンスは、コンゴが原点なんですね。

「サンバ」


またラテンと言っても、ヒスパニックダンスだけでなく、ポルトガル系ラテンアメリカン、そう、ブラジルのサンバにも興味があります。それで週末にブラジルのサンバのライブに行って、サンバ・ダンスを習ってきました。同時にアニメ・エキスポがあったんですが、私はサンバを優先させました。いやぁ、サンバはアフリカン・ルーツだけあって、ほんと激しい。その映像を取ってきました。こちらのリンクで:http://www.youtube.com/watch?v=6b7kXKUdgeM

フットワークがムハマド・アリのようで、お尻がぶるんぶるんとマッハの速度でバランサール(フリフリ)している。お尻フリフリは、魂フリフリ、つまり魂振りなんです。振ることをブラジル語で「balancar」と言います。つまり、振ることがバランスを取ることなんです。振り子の原理ですね。だから、近畿王であったニギハヤヒが神武天皇に伝えたとされる鎮魂祭は、魂を振って魂のバランスを取る、魂を安定させて活力がみなぎるのです。日本も腰に魂があるという世界観を持ってますね。臍下丹田がそうです。よって、その部分をめちゃくちゃフリフリするわけです。腰を振ることで、魂が生き生きとし、みんなソールマン(魂の人)になるんです。古代日本では、猿女がそのような踊りをしていたと伝えられます。だから、猿女、またはその始祖である天のウズメは、サンバの踊り子のように踊っていたと想像しました。

しかし、それにしても、めちゃめちゃすごい。白人でさえ、黒人の動きをしている。これぞ「ブラジル人」ですね。人種が関係なく、みんなサンバが踊れる。「黒人でないとできない」ということはないんですね。それこそ素晴らしい。で、ブラジル人は、色々な人種が交じっている、そうオバマのような姿がブラジル人の理想ですね。
obamabrazil.jpg

そして、それがアメリカのカルチュラル・アイコンになろうとしている。まさに、オバマは文化的にもアメリカを変革するんです!

私も最後は孔雀の衣装を纏ったダンサーたちにダンスホールに引きずり出されて、カマコーダーを持ちながら、踊るハメとなりました。いやぁ、でも三時間ぶっ続けで踊り子たちは踊ってますから、すごい、体力は並大抵のものじゃありません。さすがプロです!私たちは30分踊って、バテましたからね。バドワイザーを吐きそうになりましたよ。

PS

ちなみに、先月のですが、ライブの写真も撮りました。

サンバのバンドは、まるでチンドン屋ですね。太鼓をドンドコ叩くのです。ブラジル独特の小さなギターのようなカヴァキーニョが見られます。これはブラギーニャというハワイのウクレレと同じ祖先であるポルトガルの民族楽器が元となったものです。日本ではポルトガル人はブラギーニャではなく、鉄砲を種子島に伝えたんですけどね。
samba4.jpg

さて、ブンダ(お尻)です。ブラジル人ならではの、さすがはラテンです。
samba7.jpg

まるで、ミツバチのようにお尻を激しく振りながら前進してます。やはり、静止画像では、わかりませんか・・・。
samba2.jpg

踊り子が、男性客の前で、お尻を一秒間に4回ぐらい回転させるかの猛スピードで、振ります。あれは、人間の動きではない。とてつもないトレーニングをしてるんでしょうね!
samba1.jpg

孔雀の衣装で、これぞカーニヴァルのコスプレですね!
samba8.jpg

それは、エルビス・プレスリーもgirationというお尻の動きで、フロリダの裁判所からgiration停止命令が出たほどですが、踊り子たちのgirationは、そんなものではない。さらに上を行くものです。腰がぶるぶるぶるっと小刻みに、まるで人間バイブレーターのように揺れてるんです。ほんと、柔軟ですからね、彼女たちは。
samba9.jpg


あぁ、南米、やっぱいいですね。南米に行くしかない!

FC2blog テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

【2008/07/10 04:16】 | 芸能
トラックバック(0) |

精進
pfaelzerwein
バーがあってなかなか南米風で感じが良いですね。

いやー、あれぐらいの腰の座りがないとサッカーなどいくらやっても無駄です。しかし、女性なら誰でもあれぐらい踊れる文化圏ですから、こちらは見ているだけで腰砕けになってしまいますよね。

「同じ阿呆ならおどりゃな損損」とは阿波踊りですが、腰砕けにならない様に男も十分に対抗出来るだけ踊れなきゃなりませんね。

精々、精進してください。

はい、精進します
ヘルメス
はは、そうですね、そんな文化のダンスに挑戦するのは無謀とも言えますが、おっしゃる通り「損損」の心理が働いてしまいました。

カナリア軍団はドリブルをするとき、あの動きですからね。ヨーロッパで唯一ブラジル選手たちを凌駕したのは、ジダンぐらいですね。天才でなければ、あれにはかないません。

あの腰の動きは、ぎっくり腰の危険が付きまといます。それこそ、腰砕けですね。そうならないためにも、柔軟体操はかかせません。男に必要なのは、女の柔さ?





コメントを閉じる▲
コメント
この記事へのコメント
精進
バーがあってなかなか南米風で感じが良いですね。

いやー、あれぐらいの腰の座りがないとサッカーなどいくらやっても無駄です。しかし、女性なら誰でもあれぐらい踊れる文化圏ですから、こちらは見ているだけで腰砕けになってしまいますよね。

「同じ阿呆ならおどりゃな損損」とは阿波踊りですが、腰砕けにならない様に男も十分に対抗出来るだけ踊れなきゃなりませんね。

精々、精進してください。
2008/07/10(Thu) 23:06 | URL  | pfaelzerwein #Lmt/SlSs[ 編集]
はい、精進します
はは、そうですね、そんな文化のダンスに挑戦するのは無謀とも言えますが、おっしゃる通り「損損」の心理が働いてしまいました。

カナリア軍団はドリブルをするとき、あの動きですからね。ヨーロッパで唯一ブラジル選手たちを凌駕したのは、ジダンぐらいですね。天才でなければ、あれにはかないません。

あの腰の動きは、ぎっくり腰の危険が付きまといます。それこそ、腰砕けですね。そうならないためにも、柔軟体操はかかせません。男に必要なのは、女の柔さ?



2008/07/11(Fri) 13:22 | URL  | ヘルメス #-[ 編集]
コメントを投稿
URL:

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック