NAFTAでのキモヲタのソナタ
さぁ、7月4日、独立記念日なので、花火を見に近くの公園に行ってきました。いやー、ここまでアメリカ星条旗を色々なデザインにするなんて。日本で旭日旗の服を見かけるのは右翼団体の制服か暴走族の衣装に留まりますが、アメリカでは一般市民が老若男女問わず星条旗の衣装を着ています。アメリカ三億総国家主義という感じですかね。彼らは自分たちをナショナリストなどとは呼ばず、パトリオットと呼びます。私は女性が好きなので、「マトリオット」ですけどね。自由の女神もコロンビアも女性ですからね。

やはり、公園にはオバマキャンペーンの人たちがいました。
「選挙に登録しよう」
と人々に選挙登録用紙を配ってました。私にも来ましたが、私は、
「もう登録してあります」
と告げました。で、また公園にオバマキャンペーンという政治的な団体があるということは、ほかにも政治団体があることです。で、公園を歩き回ってると、やはりありました。右翼団体のJohn Birch Societyがありました。
IMG_2546.jpg

彼らは「古い右翼、真のアメリカ保守主義団体」を自称しています。現在の共和党は、新右翼、新保守(ネオコン)に乗っ取られてしまったとしています。ネオコンに多くのトロツキストがいたことから、ネオコンはクローゼット共産主義者だとしています。そういう陰謀説を信奉し、かつてはアイゼンハワー大統領までをも「共産主義者」と非難したことで大問題となり、それ以来、団体は潰れかかったそうです。しかし、クリントン政権時にNAFTAが出来てから、また団体は息を吹き返しました。彼らの歴史観は、『萌ゆる神の国!』 に近かったと思います。

彼らは、私を捕まえて、熱心に陰謀説を唱えました。
「ソ連が崩壊して共産主義が消滅したというのは大間違い。彼らは多国籍企業、またその味方のワシントンの政治に浸食し尽くしている。今こそ、人民の運動をもって共産主義を排除するべきだ」
と熱弁をふるわれました。またオバマもヒラリーもマッケインも、みんな共産主義につながっていると批判していました。まるでアメリカを支配しているエリートはすべて共産主義のシンパのような言い方でした。コミンテルンが新世界秩序を作ろうとし、国連はその最たるもので、アメリカは国連から脱退するべきだと主張してました。そして、フォックス元メキシコ大統領とブッシュの間で、NAU(北米連合)の構想を練り上げているとも言ってました。そして、NAUになるとアメリカは主権を失ってしまうとしてます。メキシコ人がすべて北米市民となり、リーガルとなってしまうと煽いでました。そのNAUの一段階前がNAFTAで、アメリカはNAFTAから脱退するべきだとしています。
「私が聞いた話だと、少なくともフォックスはNAUを提唱してますが、ブッシュはそれは有り得ないとしてますが」
と言うと、
「いや、ブッシュは表面ではそう言っているけど、秘密裏にNAUの構想を押し進めているんだよ」
と言い返されました。「秘密裏に」とか「極秘に」とか言われたら、陰謀説に聞こえますけどね。まぁ、でも、マスメディアの見えないところで交渉は決定されますから、そうかもしれないですね。まぁ、秘密ですから、憶測の域を出ないのは確かですが。ファティマの予言でも様々な憶測が飛び交いましたからね。で、渡されたパンフレットを見ると、「イルミナーティの陰謀」の講演会案内がありましたので、
「おお、おもしろそうだ!」
と思いました。その講演会が来週ロングビーチであるとのことですが、私はサルサのクラスがあるので、行けません。とても興味があったんですけどね、残念です。

私はよくJohn Birch SocietyとJohn Birks Societyを混同してしまいます。でも、John Birks Societyは、右翼団体ではなく、国民皆健康保険を最優先事項とした60年代の政治団体でした。で、そこから黒人の大統領候補が出ました。ディジー・ガレスピーです。そう、スティービー・ワンダーの『Do I Do』でトランペットを吹いているジャズミュージシャンで、サルサ音楽の発展にも貢献した人です。そういう意味では、フレデリック・ダグラスやジェシー・ジャクソン、アラン・シャープトン、アラン・キースと並んで、黒人の大統領候補としてオバマの先駆者に当たる人です。そして、ガレスピーは、ネクスト司法長官にマルコムXを指名してました。だから、どちらかと言われると、私はJohn BirchよりもJohn Birksですね。

FC2blog テーマ:アメリカ合衆国 - ジャンル:政治・経済

【2008/07/07 01:45】 | 政治
トラックバック(0) |
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック