
ヨーゼフ・アロイス・ラッツィンガーことベネディクト16世、ローマ教皇が訪米します。テンジン・ギャツォことダライ・ラマ14世とローマ教皇を結ぶものはヒトラーです。ローマ教皇は、元ヒトラー・ユーゲンド、そしてダライ・ラマの家庭教師はナチスです。つまり、ヒトラーによってこの世界的著名な宗教指導者はつながっているのです。
さて、ABCニュースの最新版の世論調査によると、アメリカでは29%がカトリックとして育てられますが、自分をカトリックと自認するのは22%です。その中で、6割が現在のヴァチカンは、アメリカのカトリックと食い違いがあるとしています。つまり、ヴァチカンが時代遅れであるということをアメリカのカトリック教徒の多数が思っているのです。そして、女性が司祭になれるよう、また司祭が結婚できるように彼らは望んでいるのです。
カトリックでは聖職者は結婚できません。彼らは、「貞潔、純潔、童貞、処女」でなければならないのです。すくなくとも、聖職者になったらセックスしてはいけないのです。しかし、それはおかしいです。カトリックは、キリストが童貞だったとしてますし、また独身だったとしてますが、そんな記述は聖書のどこにもありません。ナザレのイエスが既婚者か独身かすらわからないのです。つまり、カトリックの聖職者がセックスしてはいけないという根拠は、まったくないのです。そして女性が司祭になってはいけないという記述もありません。それは完全に男性優位思想の産物なのです。本当に時代遅れの宗教でしかないのです。
また、アメリカでは、73%もの世論が、カトリックの児童性的虐待問題に教会側は対処していないという意見です。つまり、カトリックは、アメリカの大多数には問題視されているのです。また米国カトリック教徒の62%が人工中絶を支持し、また79%が違法移民をストップすることを政府に要求し、そして6割がイラク戦争は、やる価値がないとしています。しかし、米国カトリック教徒の68%が死刑をサポートしています。これは、国連を中心とする国際社会と食い違ってます。
で、アメリカのカトリックは、それでもヨーロッパの信仰心よりは強いそうです。アメリカでは、日曜のミサに参加するカトリック教徒は、41%です。しかし、ヨーロッパではわずか1割です。そう、EUは、全世界でもっとも世俗化が進んでいる地域と言っても過言ではないでしょう。米国がすべての面においてナンバーワンでなければならないのに、ここでEUごときに世俗化の面で負けるなんて…。屈辱です。アメリカこそが「自由の大地」なのですから。でも、米国のカトリック教徒は、いたって進歩的であるのが、私の印象です。まあ、シュワルツネッガーもカトリックですし、ケネディーもカトリックだったのですから。ジョン・ケリーも。
ただ、プロテスタントでは、原理主義、過激派、右翼勢力の基盤とされる福音主義派の礼拝参加率は、59%です。しかも、それが人工中絶、同性愛に狂信的に反対してます。しかし、福音主義派でないプロテスタントでは、19%ととても低いです。私が以前住んでいたバイブルベルトの中西部の田舎町では、バプティスト派が主流でしたが、日曜に教会の隣を車で通ると、駐車場がすべて埋まってました。メガチャーチは、もうぼろ儲けではないでしょうか?オバマは、この状況を皮肉って、ブラックユーモアで、
「田舎町の人々は、失業に苦しんだ結果、社会に怒りを持つようになり、(その反動で)銃や宗教に執着するようになった」
と言ったのでしょうね。参照はこちら。
まあ、オバマの失言については、次の記事に書きます。
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