NAFTAでのキモヲタのソナタ
ef a tales of memories』の第5話後半で、芸術性の高いヴァイオリニストの久瀬修一が、新藤千尋を送っていく帰り道で、若山牧水の短歌を引用しました。
幾山川 越え去りゆかば 寂しさの 果てなむ国ぞ 今日も旅行く

それは、岡山県哲西町の牧水歌碑では、
幾山河 こえさりゆかば さびしさの はてなむ国ぞ けふも旅ゆく

となっています。しかし、小泉改革の市町村合併で2005年に哲西町は廃止となり、新見市として統合されました。だから、厳密には哲西町は、もう存在しないのですが…。若山牧水のウェッブサイトで、牧水歌碑集をクリックして、岡山県に行き、哲西町・二本松峠をクリックすると、この短歌を読むことが出来ます。

久瀬は、千尋ちゃんに短歌を現代語に訳しました。
どれだけ多くの山や河を越えれば、淋しさのない国に行けるのだろうか?そんなものないことを実は知っているのだが、今日もあらたに旅をして行こう
それを聞いた千尋ちゃんは、
淋しさと言っていますが、明るい歌なんですね
と感心していました。さすがは、詩人です。彼女の感性はすごい。眼帯をしてるだけある。

私もかつて超古代文明があったペルーに旅に出ます。日本は淋しい国、いや、男尊女卑の年功序列型資本主義社会、先進国でジェンダー指数が最悪な国、そんな息苦しい社会では、どうしょうもありませんでした。ひきこもりとなってしまい、そして、女性のぬくもりを最後までゲットできずに、苦しみ抜いて、とうとう耐えられなくなって渡米してしまいました。しかし、アメリカは、ネオリベラル資本主義型消費社会の総本山、本当に冷酷で残酷で、冷たく淋しい社会です。その犠牲となった瞬間に、勢いに身を任せて南米行きを決定しました。そして、私は南米にいきます。アンデス山脈の国に行くのです。そこに旅をしに行くのです。そう、そこに希望があるかもしれません。輝かしい未来の為にも。よって、もはや旅に身を投じるほかありません。それは、『空の夢』のの精神にも通じるものだと思います。私は牧水のこの短歌を思い出す度に、千尋の詩を連想してしまうのです。それこそが、私の共感覚でしょうね!


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【2008/03/07 03:04】 | アニメ
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